B-TACE
左上図:総肝動脈にカテーテル先端を置いて、撮像したCT類似画像。右上図:左上図画像を元に作成したvolume rendering画像。
左下図:DSA画像。右下図:治療直後のCT類似画像。
CT類似画像を誘導画像として、目的血管までカテーテルを進め、カテーテル先端のバルーンを膨らませてから、塞栓術を施行している。右下図の如く、周囲の正常肝実質に比較して、腫瘍への強いリピオドール集積が認められる。バルーンを用いない方法よりも高い治療効果が望める。
Shunt PTA
明瞭に血管が描出されている。Xperによるカスタマイズ、ワークフローの効率化
目的に合わせ、使用する医師1人1人に合わせ、装置の設定をカスタマイズできます。複数科で1台の装置を共有する場合も常に最適な状態で使用できます。
手技中に必要な制御機能はテーブルサイドのモジュールに集約され、
直観的な操作が可能なため、術者は手技に集中することができます。
モニタの画像はリモコンから簡単に操作することも可能です。
全身の検査・治療に最適なジオメトリ
天井走行式アームは3Dを念頭に開発されたアームによる正確な高速回転が、再現性の高い精細な3D画像を提供。全身の検査・治療に対応し、検査室を効率良く使用できます。検査寝台は天板を引き出した状態で心臓マッサージが可能です。
ボディガードは安全機能として非接触式のセンサーを搭載。患者の安全を確保しながら高速でアームの位置決めを行え、検査効率を高めます。
高画質を可能な限り低線量で実現
MRC X線管:フィリップスが永年培った技術を集約したMRC X線管は、液体金属ベアリングによって高い冷却効率と長寿命、
静かな操作環境と瞬時のレスポンスを実現。
最大1.0mm銅等量のスペクトラビームフィルタを使用可能。
高性能フラットディテクタ、リアルタイム線量表示、
Xres画像処理技術による画像の最適化。
大口径、高精細フラットパネルディテクタ
30cm×38cmの154μmピッチの大口径フラットパネルディテクタは回転させて使用でき、アクセス性が良く広範囲を高精細に描出できます。リフレッシュライトにより残像を除去し、高速撮影にも対応。
2k×2kイメージングチェーン
フィリップス独自の2k×2kイメージングチェーンの採用により、フラットディテクタテクノロジーの利点を最大限に活用し、
微小な細部や血管をきわめて鮮明な画像で評価できます。
ライブ3Dガイダンス
術中に3D画像情報がリアルタイムに提供され、しかもその操作はベッドサイドで容易に行うことができます。回転撮影終了後、瞬時に3A再構成画像が自動表示される3D-RA、血管撮影室内でCTライクな画像を得られるXperCT、複雑な血管走行をリアルタイムにガイドするダイナミック3Dロードマップなどの先端技術がインターベンションを強力に支援します。
Cアーム
回転速度 ~20o/秒寝 台
耐荷重 250kg+500N(CPR)天板を引き出した状態で心臓マッサージ可能
MRC X線管
ベアリングレス方式フラットパネルディテクタ
30x38cm リフレッシュライト搭載