熊本総合病院 病院指標 2017

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 27 54 94 147 327 720 1530 1840 1717 459

平成29年4月1日から平成30年3月31日までの10歳刻みの退院患者数です。当院の入院患者さんは、60歳以降の割合が80%となっています。最も多いのは70~79歳で26.6%と高齢者の占める割合が大きいです。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード


内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 なし 手術・処置等2:4あり 副傷病:なし 168 18.7 16.8 1.8 75.9
050130xx99000x 心不全 なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 119 23.4 17.9 12.6 84.0
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 108 26.1 21.2 24.1 86.3
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 83 13.3 11.1 4.8 78.1
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 なし 手術・処置等1:1あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 70 3.5 3.1 0.0 67.2

当院内科では、消化器疾患、血液疾患、胃疾患、循環器疾患、代謝内分泌疾患を専門的に診療を行っています。DPCコード別疾患では白血病、心不全、胆石、胆管結石、虚血性疾患の入院が多いです。救急疾患から慢性疾患まで幅広く専門的な治療を心がけています。



外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 49 8.0 6.8 0.0 59.7
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 32 23.4 15.9 3.1 73.9
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 21 6.9 5.6 4.8 44.3
060050xx02x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等 手術・処置等2:なし 19 23.6 15.9 0.0 69.7
060210xx9700xx ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術あり 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 17 28.2 15.2 5.9 70.3

当院外科では消化器外科を中心に、乳腺内分泌外科、呼吸器外科も含めた一般外科として幅広く対応できる体制をとっています。特に消化器疾患に関しては、胃癌、大腸癌などの悪性疾患はもとより、急性虫垂炎、イレウス、胆石症、ヘルニア、肛門疾患などの良性疾患に対する手術まで広範囲に行っております。地域のがんの拠点病院としての重積を果たせるよう、ロボット支援手術を含めた質の高い最新の手術を取り入れています。



整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 174 32.4 27.6 73.6 82.6
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病:なし 52 13.2 5.5 9.6 64.0
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) なし 副傷病:なし 47 21.0 20.6 72.3 77.3
160610xx01xxxx 四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等 32 40.9 20.9 6.3 66.4
160820xx01xxxx 膝関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 23 45.8 28.2 78.3 71.0

DPCコードで集計した上位5疾患を掲載しています。高齢社会を反映して大腿骨近位部骨折、脊椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折など骨粗鬆症に起因する外傷疾患が増加しています。当院整形外科では骨折を始めとする外傷疾患、変性性関節症など四肢変性疾患に対応できる体制をとっています。また術後のリハビリテーションも重要で、周囲の医院・病院・施設と連携をとりながら診療に当たっています。



脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 39 27.0 19.4 59.0 72.5
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 36 11.5 11.8 8.3 76.5
010030xx01x00x 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 20 12.9 16.0 0.0 64.8
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 19 11.3 7.5 10.5 65.3
010020x001x0xx くも膜下出血、破裂脳動脈瘤(JCS10未満) 脳動脈瘤流入血管クリッピング(開頭して行うもの)等 手術・処置等2:なし 16 41.6 32.7 25.0 67.3

脳神経外科では脳血管障害、頭部外傷、脳腫瘍などの診療を行っています。脳血管障害のうち最も多い疾患は高血圧性脳出血です。血種が少量の場合は保存的治療を行いますが、血種が多量の場合には開頭手術・内視鏡手術・定位脳手術のいずれかを選択して血種除去を行います。約6割の方がリハビリ継続のために回復期リハビリ病院等へ転院となります。未破裂脳動脈瘤は、脳ドックや頭部精査で偶然に発見されることが近年多くなった疾患です。脳動脈瘤の破裂を予防する目的でクリッピング術を行い、ほとんどの方が2週間で自宅に退院します。破裂脳動脈瘤(くも膜下出血)はクリッピング術後に脳血管れん縮の予防的治療とリハビリを行います。約4分の1の方がリハビリ継続のために転院となります。頭部外傷には慢性硬膜下血腫や急性の頭蓋内出血(硬膜下血腫、脳挫傷など)があります。症状や病態に応じた手術を行うことがあります。



眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂あり 手術・処置等2:なし 29 4.7 3.4 0.0 74.6
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 あり 11 2.8 3.5 0.0 68.9
020250xx97xxxx 結膜の障害 あり 10 3.8 3.4 0.0 68.2
020290xx97xxxx 涙器の疾患 あり - - 5.2 - -
160250xxxx0xxx 眼損傷 手術・処置等1:なし - - 4.9 - -

最も多い疾患は「眼瞼下垂」の患者様です。次いで「結膜の障害」、「涙器の疾患」となっています。 白内障の患者様への「水晶体再建術」を局所麻酔で実施する治療が多く黒目(角膜)と白目(強膜)の間に2~3mmの切開を入れて手術を行います。水晶体は袋にくるまれており、 その袋(前嚢)に丸く窓を開けて行います。水晶体の中身(水晶体核)を超音波で砕きながら傷つけないようにして吸引していきます。そして残した袋の中に水晶体の代わりとなるレンズ(眼内レンズ)をいれます。次いで眼瞼下垂症に対して局所麻酔で行う「眼瞼下垂症手術」、翼状片に対して行われる「翼状片手術」となります。



耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術 88 11.9 9.4 0.0 47.9
030400xx99xxxx 前庭機能障害 なし 54 9.0 5.2 1.9 68.4
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎   34 11.7 7.5 0.0 58.9
030428xxxxxxxx 突発性難聴   23 14.9 9.4 0.0 61.5
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 21 11.8 8.1 0.0 26.7

当科では手術目的で中耳炎、慢性副鼻腔炎、扁桃疾患の入院患者さんが多いです。また、めまい、突発性難聴などの急性期治療も入院下に行っています。



放射線科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2:なし 27 12.0 11.7 0.0 74.3
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 なし 手術・処置等1:あり 手術・処置等2:なし 11 3.9 3.7 0.0 70.4
060300xx99x00x 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし - - 13.5 - -
040050xx99x0xx 胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 なし 手術・処置等2:なし - - 15.3 - -
130030xx99x00x 非ホジキンリンパ腫 なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし - - 10.7 - -

肝の悪性腫瘍に対する経カテーテル治療を最も多く行っています。緊急症例についても適宜、対応しております。肺を初めとした各種臓器に対する、画像誘導下の生検も施行しています。非代償性肝硬変による腹水や肝性脳症などの治療も適宜行っています。



皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 13 14.5 9.0 15.4 73.5
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし - - 12.0 - -
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2:なし - - 8.8 - -
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1:なし - - 4.3 - -
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒)   手術・処置等2:なし 副傷病:なし - - 3.6 - -

入院は水疱・帯状疱疹、蜂巣炎などの感染症が多くなります。深部に膿腫があり切開を要したものや、壊死性筋膜炎など重症のものでは入院期間が長くなります。



泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 77 8.7 7.4 5.2 76.6
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1:なし 副傷病:なし 65 9.2 5.8 9.2 63.2
110420xx97xx0x 水腎症等 その他の手術あり 副傷病:なし 41 3.8 5.3 7.3 75.7
120010xx99x51x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 なし 手術・処置等2:5あり 副傷病:あり 21 8.1 7.1 9.5 78.8
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 13 12.9 10.0 0.0 73.6

ESWL導入後より結石及び、それにかんれんする疾患が多数を占めております。 悪性腫瘍は頻度の多い膀胱がんの手術が多く行われました。



婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 子宮全摘術等 21 2.0 3.1 0.0 49.4
180050xx99xxxx その他の悪性腫瘍 なし 15 2.0 15.5 0.0 79.0
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 なし 手術・処置等2:5あり 副傷病:なし 14 2.3 4.9 0.0 65.1
120010xx99x51x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 なし 手術・処置等2:5あり 副傷病:あり 13 8.2 11.8 0.0 65.5
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 12 7.0 6.4 0.0 54.3

子宮内膜ポリープに対する子宮鏡下手術、卵巣癌に対する抗癌化学療法、卵巣良性腫瘍に対する腹腔鏡下手術が多く行われています。


初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 20 5 11 3 36 14 1 第7版
大腸癌 14 20 0 39 62 13 1 第7版
乳癌 0 1 0 0 18 11 1 第7版
肺癌 3 0 6 7 15 17 1 第7版
肝癌 2 2 1 0 34 34 1 第7版

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

5大がん(胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌)のStage(病期)別延べ患者数を集計したものです。手術療法、化学療法、放射線療法、免疫療法などを組み合わせた集学的治療によっていずれのStageの癌に対しても治療成績が向上しています。検診による早期発見が大切です。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 6 10 59.3
中等症 74 19.4 80.0
重症 16 36.5 83.1
超重症 12 21.2 82.9
不明 0 0 0

成人(15歳以上)の肺炎患者様について重症度別に、患者数・平均日数・平均年齢を集計したものです。当院では中等度の患者様が多く、高齢になるほど重症度が高くなっています。

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 165 23.2 77.4 35.8
その他 23 18.2 74 17.4

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード


内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 306 0.09 2.38 0 65.42
K610-3 内シャント設置術 90 8.79 19.23 8.89 69.68
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 77 1.49 8.22 1.30 70.19
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 71 1.92 23.75 7.04 77.52
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 64 1.23 7.86 0 67.92

内科的手術では、内視鏡的大腸ポリープ切除、透析患者の内シャント設置術、経皮的冠動脈ステント留置術、内視鏡的乳頭切開術、早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術を多く行っています。今後もさらに、高度の専門的治療を提供できるように努めます。



外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 68 1.06 5.43 0 68.94
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 67 1.43 5.79 1.49 60.97
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 23 3.13 19.13 4.35 70.87
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 21 0.86 5.05 4.76 44.33
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 14 4.57 22 7.14 77.14

Kコードで集計した手術件数の上位5位を掲載しております。当院外科では大腸癌などの悪性疾患はもとより、急性虫垂炎、胆石症、ヘルニアなどの良性疾患に対する手術まで広範囲に行っており、可能な限り腹腔鏡手術による低侵襲化を図っています



整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 125 2.63 28.03 63.20 81.24
K0462 骨折観血的手術(前腕) 77 3.35 22.94 35.06 65.65
K0811 人工骨頭挿入術(股) 59 3.85 31.58 71.19 82.12
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(下腿) 33 1.18 5.91 0.00 62.03
K080-31 肩腱板断裂手術(簡単) 32 1.81 38.13 6.25 66.41

DPCコードで集計した上位5手術を掲載しています。平成29年度整形外科の手術件数708例中、大腿骨近位部骨折が184例(26%)、前腕骨骨折77例(11%)と高齢社会を反映した結果となっています。近年では、肩腱板修復術、人工肩関節置換術、人工膝関節置換術など変性疾患に対する手術も増えています。



脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) 43 0.3 12.02 9.3 76.58
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 38 1.66 31 23.68 66.55
K1742 水頭症手術(シャント手術) 10 2.5 27 30 79.6
K6092 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) 8 2 11 0 74.25
K1772 脳動脈瘤頸部クリッピング(2箇所以上) 7 1.57 26.86 28.57 66.43

最も多い手術は慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術です。局所麻酔下で穿頭し、血種腔内にチューブを留置して血種を排除します。術後早期に症状は改善し、12日前後で退院となります。次に多い脳動脈瘤頸部クリッピングは、くも膜下出血を起こした破裂動脈瘤の再出血防止や未破裂動脈瘤の破裂防止のために行う手術です。全身麻酔下で開頭し、顕微鏡下で動脈瘤の頸部にチタン製のクリップをかけます。MEPやSEPといった電気整理モニターや、ICG蛍光血管造影を術中に行って安全・確実な手術を心がけています。動脈血栓内膜摘出術はアテローム血栓性脳梗塞を予防するための手術です。全身麻酔下で頸部の総頚動脈および内頸動脈を露出・切開し、血管内のプラークや血栓を摘出します。術中の電気整理モニターを前例に行って安全な手術を心がけています。ほとんどの方が2週間で自宅退院となります。



眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 425 0.03 3.69 0.24 75.1
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 28 0 3.68 0 74.39
K224 翼状片手術(弁の移植を要する) 9 0 2.78 0 70.67
K2171 眼瞼内反症手術(縫合法) 8 0.13 2 0 72.13
K2022 涙管チューブ挿入術(その他) 4 0 1.25 0 72.5

2)診療群分類別患者数等 のコメントを参照ください。



耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K319 鼓室形成手術 110 1.19 9.53 0 44.42
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 26 1 13.77 0 33.73
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 19 1.05 8.58 0 54.16
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 16 1.06 10.63 0 61.75
K328 人工内耳植込術 6 1.5 13 0 24.33

中耳手術である鼓室形成術が最も多く、次に鼻の手術、そして口腔咽頭の手術が続きます。また県内で2施設しかない人工内耳埋込術も行っています。今後、人工内耳などの手術も施工していく予定です。



放射線科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 28 1.21 10.93 0 74.54
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 2 1.5 35 0 63
K639 急性汎発性腹膜炎手術 1 44 14 0 56

肝悪性腫瘍を初め、動脈性出血、腹部内臓動脈瘤などの動脈塞栓術を主に行っています。また、肝硬変に伴う肝性脳症に対するシャント閉鎖、静脈瘤に対する硬化療法などの経静脈的治療も併せて行っています。進行した肝硬変症に伴う腹水に対して、腎臓内科と連携の上、胸腹水の穿刺排液と濾過濃縮による血漿蛋白の再静注を行い、治療しております。



皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 7 0.14 7.57 0 80.43
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) 4 0 1 0 58.5
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) 1 1 1 100 46
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) 1 0 6 0 59
K0843 四肢切断術(指) 1 15 87 0 46

外来手術(日帰り手術)ではリスクの高いあるいは麻酔科による管理が必要な手術が入院による手術となります。具体的には腫瘍のサイズが大きい腫瘍、出血リスクの高い部位・性質の腫瘍、あるいは抗凝固剤内服などで出血リスクの高い患者様の手術が入院による手術の適応になります。



泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) 82 1.07 7.22 4.88 76.55
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 76 0.38 5.37 3.95 76.38
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 54 1.46 6.28 3.70 63.26
K7981 膀胱結石摘出術(経尿道的手術) 13 1.77 6.31 7.69 67.92
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 12 0.08 2 0 68.67

結石症例が多い傾向にあるため、尿管ステント留置やレーザーによる結石破砕が多数を占めております。前年度は悪性腫瘍では腎腫瘍及び腎盂癌の手術件数が増加しております。その他の悪性腫瘍の手術件数に大きな変化はありません。



婦人科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K872-3 子宮内膜ポリープ切除術 21 0 1 0 49.43
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 17 1 5 0 51.18
K877 子宮全摘術 10 1 13.8 0 51.9
K867 子宮頸部(腟部)切除術 8 0 1 0 40.75
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹) 6 1 12 0 41.5

最も多い手術は、子宮内膜ポリープ切除術であり、検診で発見されることが多く、一泊二日の短期入院で退院となります。次に多い手術は卵巣の良性腫瘍に対する腹腔鏡下手術で、術後5日程度で退院となります。3番目の単純子宮全摘出術で、主に良性の子宮筋腫や子宮頸部上皮内癌に対


その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0
異なる 31 0.45
180010 敗血症 同一 8 0.12
異なる 65 0.94
180035 その他の真菌感染症 同一 5 0.07
異なる 8 0.12
180040 手術・処置等の合併症 同一 61 0.88
異なる 2 0.03

基幹病院の使命としてDICや敗血症などの重症疾患は主にICU(集中治療室)で徹底的に管理し早期の状態改善を目指します。感染症対策もICT(感染対策チーム)を中心に万全の体制を整えています。大手術後の合併症対策も各科の垣根を超えて盤石です。

更新履歴




2018.9.28

機能評価係数Ⅱの保険診療指数における「病院情報の公表」を掲載しました。