ホモは弱くヘテロは強い
〜熊本総合病院だより 『ぱとす』 2026年 新年号 病院長挨拶より〜
新年早々、「米国トランプ大統領がベネズエラを攻撃しチャイナと関係が深い同国独裁的大統領を拘束連行し、今後は米国がベネズエラを運営する」との衝撃的なニュースが世界中を駆け巡っており、国内の政治・経済もさらに問題山積で、騒然とした新年となっておりますが、皆様方におかれましては新しい年を穏やかにお迎えのことと存じます。
このような年頭ではございますが、当院は本年も、皆様方のご支援の下、一丸となってさらに質の高い急性期医療の実践を行ないながら、JCHOの使命である「地域医療・地域包括ケアの推進」に向けて貢献するように最大限の努力をして参ります。そして、このように努力できますことは、医師会、熊本大学教授陣、国・県・市行政ならびに市民の皆さま方のご支援の賜と深く感謝申し上げております。
ところで、昨年も日本は「大谷翔平の大活躍」の話題で持ちきり状態で、私どもも大谷による日本爆上げ貢献の恩恵に少なからず与っている訳です。正に、大谷翔平は大リーグのルールさえ変えた「ホモにうち勝ったヘテロの代表」であり、またその結果、大リーグの人気を再沸騰させた立役者でございます。
辞書を開いてみますと「ホモとは同類、ヘテロとは異種」の意味であり、大谷は「特化が進んだ世界中の野球名選手が一同に会する大リーグにおける、投手は投手・打者は打者というホモの通念」を逸脱した「ベーブ・ルースを超えた本格の二刀流というヘテロの化身」です。また、大谷は今後も二刀流を続けるかとのインタビューで「野球とは投げて打って走るもの」と肩に全く力が入っていない涼しい受け答えが、本物のヘテロの面目躍如と感銘を受けました。
お上がこう言えば民衆がそれに疑念もなく漫然とへいへいと従うことは「ホモの構造」であり、お上やその取り巻きにとってこんなに嬉しく楽なことはありませんし、汚職も何でもやりたい放題です。日本のお近くにある一党支配の独裁国家もこの典型と言えるものでしょう。
日本の近頃の話で言えば、「一億総働き方改革」の政策に国民からはヘテロによる何の反論も聞こえてきませんでした。でも最近、高市首相が「働いて働いて働きぬく」との首相としての意気込みを表明しており、少しは溜飲が下がりました。その通り、働き方は人それぞれ・色々自由で「働いてそれに見合った報酬を受け取る権利」がある筈なのに、国民がホモ化してしまって誠に残念に思っていました。
ふと思い出すと、私が1980年代米国留学した時、日本では「一億総パンダ」で一世を風靡していましたが、近くにある米国国立動物園に子供連れで行き、さぞパンダ人気は凄かろうと行列を覚悟していましたが、豈図らんや、パンダ前はガラガラでした。一方、ホワイトタイガーは人気でした。このように、日本では何らかの力による民衆意識操作があることを強く感じる起点となりました。
一般的に、ホモの構造は大集団であり、ヘテロは極少数なので、大谷のように神のようなヘテロは別格ですが、通常、ヘテロはホモの構造に負けてしまいます。必ず、強い不合理ないじめや弾圧を受けてしまいます。しかし、「ホモの構造は脆弱で、ヘテロの構造は強固」であることを有り難くも大谷が改めて証明してくれました。
ここでちょっと念の為に言っておきたいと思いますが、以上の「ホモとヘテロの話」は、性や人種のこととは全く無関係の話であることを強調しておきたいと存じます。
さておき、わたくし共の熊本総合病院は、本年も引き続き全職員が一丸となって、「医療とともに、公に一肌脱ぎ」ながら「医療のみならずまちづくりにも貢献する」意気込みで、地方創生・人口増加・少子化阻止にも少しでも寄与できるように、さらに精進して参ります。本年も、皆さま方のさらなるご支援を何卒宜しくお願い申し上げますとともに、皆さま方のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
令和8年 新年吉日

|
島田 信也 独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO) 略歴 1980年 熊本大学医学部卒業、熊本大学第二外科入局 |



