熊本総合病院 病院指標 2018

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 24 100 105 157 385 713 1589 1900 1779 484

平成30年4月1日から平成31年3月31日までの10歳刻みの退院患者数です。当院の入院患者さんは、60歳以降の割合が79％となっています。最も多いのは70~79歳で26.3％と高齢者の占める割合が多いです。

診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード


内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均

在院日数

（自院）		 平均

在院日数

（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病:なし 267 3.13 2.67 0.37 64.80  
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2:４あり 副傷病:なし 131 18.69 16.17 1.53 74.12  
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 102 26.52 17.66 16.67 83.84  
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 90 10.58 10.08 6.67 77.13  
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1:１あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 85 3.58 3.01 1.18 68.88  

当院内科では、消化器疾患、血液疾患、胃疾患、循環器疾患、代謝内分泌疾患を専門的に診療を行っています。ＤＰＣコード別疾患では白血病、心不全、胆石、胆管結石、虚血性疾患の入院が多いです。救急疾患から慢性疾患まで幅広く専門的な治療を心がけています。



整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均

在院日数

（自院）		 平均

在院日数

（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術　肩、股等 174 29.57 26.30 75.29 83.77  
160760xx97xxxx 前腕の骨折 手術あり 63 9.54 5.68 6.35 65.24  
160610xx01xxxx 四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等 34 29.88 18.92 79.41 66.94  
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。） 手術なし 副傷病:なし 29 23.24 19.61 62.07 79.17  
160850xx01xx0x 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術　鎖骨、膝蓋骨、手（舟状骨を除く。）、足、指（手、足）その他等 副傷病:なし 24 31.92 16.24 41.67 56.75  

DPCコードで集計した上位５疾患を掲載しています。高齢社会を反映して大腿骨近位部骨折、脊椎圧迫骨折、橈骨遠位端骨折など骨粗鬆症に起因する外傷疾患が増加しています。当院整形外科では骨折を始めとする外傷疾患、変性性関節症など四肢変性疾患に対応できる体制をとっています。また術後のリハビリテーションも重要で、周囲の医院・病院・施設と連携をとりながら診療に当たっています。



脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均

在院日数

（自院）		 平均

在院日数

（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満） 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 37 27.43 18.72 56.76 73.73  
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 27 10.44 11.80 11.11 78.81  
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 21 9.95 7.35 23.81 68.57  
010070xx01x20x 脳血管障害 脳血管内手術等 手術・処置等2:２あり 副傷病:なし 12 14.25 19.29 0.00 73.08  
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし - - 9.69 - -  

脳神経外科では脳血管障害、頭部外傷、脳腫瘍などの診療を行っています。脳血管障害のうち最も多い疾患は高血圧性脳出血です。意識障害の程度や血腫量に応じて手術を行います。約６割の方がリハビリ継続のために回復期リハビリ病院等へ転院となります。頭部外傷には慢性硬膜下血腫や急性の頭蓋内出血（硬膜下血腫、脳挫傷など）があり、症状や病態に応じて手術を行います。約8割の方が自宅退院となります。



外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均

在院日数

（自院）		 平均

在院日数

（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上） ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 61 6.61 4.96 0.00 70.51  
060330xx02xxxx 胆嚢疾患（胆嚢結石など） 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 61 7.38 6.52 0.00 60.26  
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 32 7.25 7.30 3.13 64.06  
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 30 9.27 8.95 6.67 68.77  
060035xx01000x 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍 結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 29 18.31 15.30 13.79 74.45  

当院外科では消化器外科を中心に、乳腺内分泌外科、呼吸器外科も含めた一般外科として幅広く対応できる体制をとっています。特に消化器疾患に関しては、胃癌、大腸癌などの悪性疾患はもとより、急性虫垂炎、腸閉塞、急性胆嚢炎などの救急疾患やヘルニア、痔などの良性疾患の手術まで広範囲に行っております。地域がん拠点病院としてロボット支援手術を含めた質の高い最新の手術を取り入れています。　



眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均

在院日数

（自院）		 平均

在院日数

（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度:片眼 212 3.05 2.84 0.94 73.00  
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度:両眼 203 7.50 5.39 0.00 74.87  
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2:なし 28 5.07 3.15 0.00 76.04  
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり 11 2.73 3.20 0.00 64.64  
020250xx97xxxx 結膜の障害 手術あり 10 4.30 3.37 0.00 70.30  

最も多い疾患は「白内障」の患者様です。白内障の患者様への「水晶体再建術」を局所麻酔で実施する治療が多く黒目（角膜）と白目（強膜）の間に2～3mmの切開を入れて手術を行います。水晶体は袋にくるまれており、 その袋（前嚢）に丸く窓を開けて行います。水晶体の中身（水晶体核）を超音波で砕きながら傷つけないようにして吸引していきます。そして残した袋の中に水晶体の代わりとなるレンズ（眼内レンズ）をいれます。次いで眼瞼下垂症に対して局所麻酔で行う「眼瞼下垂症手術」、翼状片に対して行われる「翼状片手術」となります。



耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均

在院日数

（自院）		 平均

在院日数

（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術 114 10.88 8.29 0.00 48.55  
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 61 9.67 5.10 1.64 65.80  
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 　 45 10.47 7.04 0.00 53.64  
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 27 9.07 7.37 0.00 60.15  
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 　 25 10.44 7.89 0.00 27.00  

当科では手術目的で中耳炎、慢性副鼻腔炎、扁桃疾患の入院患者さんが多いです。また、めまい、突発性難聴などの急性期治療も入院下に行っています。　



放射線科

DPCコード DPC名称 患者数 平均

在院日数

（自院）		 平均

在院日数

（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060050xx97x00x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。） その他の手術あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし 18 12.00 10.42 5.56 77.22  
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1:あり 手術・処置等2:なし 10 2.00 3.43 0.00 73.80  
060300xx99x00x 肝硬変（胆汁性肝硬変を含む。） 手術なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし - - 12.15 - -  
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし - - 20.92 - -  
060050xx99x00x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。） 手術なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし - - 9.59 - -  

肝の悪性腫瘍に対する経カテーテル治療を最も多く行っています。緊急症例についても適宜、対応しております。肺を初めとした各種臓器に対する、画像誘導下の生検も施行しています。非代償性肝硬変による腹水や肝性脳症などの治療も適宜行っています。



皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均

在院日数

（自院）		 平均

在院日数

（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等 手術・処置等1:なし 18 2.39 4.05 0.00 61.78  
080010xxxx0xxx 膿皮症 　 手術・処置等1:なし 17 13.00 12.51 5.88 65.18  
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外） 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2:なし 13 3.15 8.16 0.00 81.08  
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 11 7.82 8.98 0.00 73.82  
080250xx9700xx 褥瘡潰瘍 手術あり 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし - - 26.69 - -  

 



泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均

在院日数

（自院）		 平均

在院日数

（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1:なし 副傷病:なし 114 7.82 5.62 1.75 64.22  
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1:あり 副傷病:なし 104 2.34 2.53 1.92 71.01  
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 78 9.10 7.20 2.56 75.65  
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 副傷病:なし 62 5.90 7.13 3.23 79.16  
110420xx02xx0x 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 副傷病:なし 54 3.09 4.29 3.70 75.80  

ESWL導入後より結石及び、それに関連する疾患が多数を占めております。 悪性腫瘍は頻度の多い膀胱がんの手術が多く行われました。



婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均

在院日数

（自院）		 平均

在院日数

（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等 21 7.05 6.28 0.00 53.71  
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部（腟部）切除術等 手術・処置等2:なし 10 2.10 3.20 0.00 48.20  
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 - - 9.87 - -  
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 子宮全摘術等 - - 2.96 - -  
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術（腟式を含む。）　開腹によるもの等 - - 10.16 - -  

卵巣良性腫瘍に対する腹腔鏡下手術、子宮頸部円錐切除術、子宮筋腫摘出術が多く行われています。

初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

  初発 再発 病期分類

基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 7 3 1 6 44 17 1 第7版
大腸癌 14 5 0 31 97 40 1 第7版
乳癌 0 1 0 4 30 13 1 第7版
肺癌 5 0 1 8 28 14 1 第7版
肝癌 2 2 1 0 32 25 1 第7版

※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約

５大がん（胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌）のStage（病期）別延べ患者数を集計したものです。手術療法、化学療法、放射線療法、免疫療法などを組み合わせた最新の集学的治療によっていずれのStageの癌に対しても治療成績が向上しています。検診による早期発見が大切です。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

  患者数 平均

在院日数		 平均年齢
軽症 13 10.92 64.69
中等症 88 20.23 80.98
重症 24 24.08 82.58
超重症 - - -
不明 - - -

成人（15歳以上）の肺炎患者様について重症度別に、患者数・平均日数・平均年齢を集計したものです。

当院では中等度の患者様が多く、高齢になるほど重症度が高くなる傾向にあります。

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 187 23.05 41.18 79.29
その他 17 31.24 47.06 80.24

 

診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード


内科

Kコード 名称 患者数 平均

術前日数		 平均

術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） 280 0.13 2.13 0.36 64.99  
K610-3 内シャント設置術 87 8.14 21.49 10.34 69.31  
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術（その他） 83 2.52 7.75 3.61 68.88  
K654 内視鏡的消化管止血術 83 1.89 15.92 10.84 75.14  
K6871 内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみ） 65 1.58 22.65 10.77 73.69  

内科的手術では、内視鏡的大腸ポリープ切除、透析患者の内シャント設置術、経皮的冠動脈ステント留置術、内視鏡的乳頭切開術、早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術を多く行っています。今後もさらに、高度の専門的治療を提供できるように努めます。



整形外科

Kコード 名称 患者数 平均

術前日数		 平均

術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術（大腿） 139 2.59 25.20 61.87 82.81  
K0462 骨折観血的手術（前腕） 78 3.31 14.36 28.21 67.78  
K0811 人工骨頭挿入術（股） 63 3.81 27.51 77.78 82.81  
K0483 骨内異物（挿入物を含む）除去術（前腕） 42 1.29 5.43 0.00 54.36  
K0821 人工関節置換術（膝・肩） 40 2.88 36.90 25.00 74.63  

DPCコードで集計した上位5手術を掲載しています。平成30年度整形外科の手術件数から高齢社会を反映した傾向があることがわかります。近年では、肩腱板修復術、人工肩関節置換術、人工膝関節置換術など変性疾患に対する手術も増えています。



脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均

術前日数		 平均

術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術（穿頭） 35 0.74 12.57 14.29 79.74  
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所） 21 1.10 26.14 42.86 67.81  
K6092 動脈血栓内膜摘出術（内頸動脈） 12 2.00 10.00 0.00 72.42  
K1643 頭蓋内血腫除去術（開頭）（脳内） - - - - -  
K1772 脳動脈瘤頸部クリッピング（２箇所以上） - - - - -  

脳神経外科で最も多い手術は慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術です。術後早期に症状改善し、１２日前後で退院となります。次に多い脳動脈瘤頸部クリッピングは、くも膜下出血を起こした破裂動脈瘤の再出血防止や、未破裂動脈瘤の破裂防止のために行う手術です。ＭＥＰやＳＥＰといった電気生理モニターや、ＩＣＧ蛍光血管造影を術中に行って安全・確実な手術を心がけています。動脈血栓内膜摘出術（内頚動脈）はアテローム血栓性脳梗塞を予防するための手術です。ほとんどの方が２週間で自宅退院となります。



外科

Kコード 名称 患者数 平均

術前日数		 平均

術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 96 1.18 5.81 3.13 62.13  
K6335 鼠径ヘルニア手術 63 0.97 4.67 0.00 70.19  
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの） 29 0.52 5.59 6.90 41.93  
K7193 結腸切除術（全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術） 20 4.05 17.05 20.00 75.55  
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 18 2.44 13.06 0.00 71.17  

Kコードで集計した手術件数の上位５位を掲載しています。当院外科では大腸癌などの悪性疾患はもとより、急性虫垂炎、胆石症、ヘルニアなどの良性疾患に対する手術まで広範囲に行っており、腹腔鏡手術を標準手術としています。



眼科

Kコード 名称 患者数 平均

術前日数		 平均

術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他） 416 0.01 4.27 0.48 74.04  
K2191 眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法） 28 0.00 4.07 0.00 76.04  
K2171 眼瞼内反症手術（縫合法） - - - - -  
K220 結膜縫合術 - - - - -  
K214 霰粒腫摘出術 - - - - -  

２）診療群分類別患者数等　のコメントを参照ください。



耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均

術前日数		 平均

術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K3191 鼓室形成手術（耳小骨温存術） 75 1.31 7.57 0.00 47.20  
K3192 鼓室形成手術（耳小骨再建術） 67 1.73 9.39 0.00 42.40  
K3772 口蓋扁桃手術（摘出） 36 1.17 10.08 0.00 34.00  
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術４型（汎副鼻腔手術） 29 1.38 8.17 0.00 53.10  
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術） 23 1.00 8.13 0.00 58.78  

中耳手術である鼓室形成術が最も多く、次に鼻の手術、そして口腔咽頭の手術が続きます。また県内で２施設しかない人工内耳埋込術も行っています。今後、人工内耳などの手術も施工していく予定です。



放射線科

Kコード 名称 患者数 平均

術前日数		 平均

術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6152 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（選択的動脈化学塞栓術） 18 0.89 10.61 5.56 76.67  
K6153 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他） - - - - -  
K6151 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（止血術） - - - - -  
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 - - - - -  
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -  

肝悪性腫瘍を初め、動脈性出血、腹部内臓動脈瘤などの動脈塞栓術を主に行っています。また、肝硬変に伴う肝性脳症に対するシャント閉鎖、静脈瘤に対する硬化療法などの経静脈的治療も併せて行っています。進行した肝硬変症に伴う腹水に対して、腎臓内科と連携の上、胸腹水の穿刺排液と濾過濃縮による血漿蛋白の再静注を行い、治療しております。



皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均

術前日数		 平均

術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除） 13 0.15 2.00 0.00 82.00  
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３ｃｍ以上６ｃｍ未満） 10 0.10 1.20 0.00 63.50  
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径６ｃｍ以上１２ｃｍ未満） - - - - -  
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ以上４ｃｍ未満） - - - - -  
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径４ｃｍ以上） - - - - -  

 



泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均

術前日数		 平均

術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 140 0.68 7.47 5.71 77.64  
K7811 経尿道的尿路結石除去術（レーザー） 105 1.09 5.90 1.90 64.04  
K8036ﾛ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（その他） 80 1.64 6.54 3.75 75.88  
K773 腎（尿管）悪性腫瘍手術 15 1.40 11.73 6.67 71.20  
K7981 膀胱結石摘出術（経尿道的手術） 13 2.15 8.23 15.38 72.23  

結石症例が多い傾向にあるため、尿管ステント留置やレーザーによる結石破砕が多数を占めております。前年度は悪性腫瘍では腎腫瘍及び腎盂癌の手術件数が増加しております。その他の悪性腫瘍の手術件数に大きな変化はありません。　



婦人科

Kコード 名称 患者数 平均

術前日数		 平均

術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡） 23 1.00 4.96 0.00 51.96  
K877 子宮全摘術 13 1.00 12.38 0.00 53.77  
K867 子宮頸部（腟部）切除術 10 0.00 1.10 0.00 48.20  
K872-3 子宮内膜ポリープ切除術 - - - - -  
K8651 子宮脱手術（腟壁形成手術及び子宮位置矯正術） - - - - -  

最も多い手術は卵巣の良性腫瘍に対する腹腔鏡下手術で、術後５日目に退院となります。次に多い手術は単純子宮全摘手術で、子宮筋腫や子宮頸部上皮内癌に対して行われます。3番目は子宮頸部円錐切除術です。

その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 1 0.01
異なる 30 0.41
180010 敗血症 同一 9 0.12
異なる 59 0.82
180035 その他の真菌感染症 同一 6 0.08
異なる 10 0.14
180040 手術・処置等の合併症 同一 3 0.04
異なる 0 0.00

地域基幹病院の使命としてDICや敗血症などの重症疾患は主にICU（集中治療室）で集学的に管理し早期の状態改善を目指します。感染症対策もICT（感染対策チーム）を中心に万全の体制を整えています。

更新履歴

 

 

2019年9月27日

機能評価係数Ⅱの保険診療指数における「病院情報の公表」を掲載しました。