部門案内

検査部

生理機能検査センター
検査室の紹介
当センターでは、心電図検査をはじめとした各種生理機能検査および超音波検査を行っています。
 

特に超音波検査の充実を図るために、最新の検査装置の更新とともに専門分野の認定超音波検査士の取得にも積極的に取り組んでいます。センター内では、心臓・血管・腹部・表在など目的に応じた装置を7台整備し、検査用ベッドはすべて電動式で患者様への負担が少ないように配慮しています。
 

進歩する医療に対応できるように医師とのカンファレンスや研修を通して知識と技術の向上に努めています。

 

◆取得認定資格◆

・超音波検査士(腹部領域、循環器領域、健診領域、泌尿器領域)
・二級臨床検査士(循環生理学)
・認定心電検査技師
・緊急検査士
主な検査内容
ー生理機能検査ー
12誘導心電図
心筋の活動電位を波形として記録します。

不整脈、心筋梗塞などで診断上有用な検査です。
運動負荷検査(マスター、トレッドミル)
階段昇降やローラーの上を歩くことにより心臓に負荷をかけ心電図変化を記録し、虚血性心疾患の診断と治療の判定、不整脈の有無や程度を検査します。
ホルター心電図(24時間記録、血圧計付き)
24時間心電図を記録し、虚血性心疾患の診断や不整脈を検査します。
肺機能検査
全身麻酔手術前の肺機能、呼吸器疾患の診断・病態の把握等を検査します。
肺活量
肺の最大容積を測定し、拘束性換気障害の有無や程度を検査します。
努力性肺活量、一秒率
一気に呼出したときの量や速さを測定し気道閉塞状態の有無や程度を検査します。
機能的残気量
呼気時に肺内に残存するガスの容積を検査します。


肺拡散能
混合ガスを使い、肺胞レベルでのガス交換の良否や程度を検査します。
血圧脈波検査
両腕、両足首の血圧を測定し、動脈硬化の有無や程度(血管年齢)を検査します。
脳波
頭皮上から記録される脳の電気的活動状態を検査します。てんかんのような痙攣発作や意識消失を伴う疾患では、特有の異常脳波がみられます。
尿素呼気試験
胃癌の原因とも言われているピロリ菌の検査です。

空腹時で行う、非侵襲性検査です。
睡眠時無呼吸検査(PSG)
一泊入院して行います。頭や体に脳波・心電図・気流センサー・血中酸素濃度を測定し、無呼吸の有無や程度、無呼吸のパターンを検査します。
パルスオキシメーター
就寝中の血中酸素濃度を測定します。無呼吸検査の簡易検査になります。


ー超音波検査ー
心臓超音波検査
音波を用いて、心臓の大きさや働き具合を調べます。

心筋梗塞・心筋症・弁膜症などの診断に有用な検査です。
音波を用いて、肝臓や胆のう、膵臓、腎臓などの大きさや腫瘍、結石の有無などを調べます。
頸部血管超音波検査
血流状態や、頸動脈内の動脈硬化・狭窄の有無や程度を調べます。
下肢静脈超音波検査
静脈内の血栓の有無や程度、静脈弁の機能などを調べます。肺塞栓症や静脈瘤の診断に有用です。


下肢動脈超音波検査
動脈内の閉塞や狭窄の有無や程度を調べます。

閉塞性動脈硬化症などの診断に有用です。
甲状腺超音波検査
甲状腺の形や大きさ、内部に異常がないかを調べます。


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