部門案内

看護局




患者さま一人ひとりの個性を尊重し、自分自身が
受けたい看護サービスを提供します。
科学的根拠に基づいた看護を行います。
熊本総合病院の看護職員としての品性を高め、
真心で看護を行います。
看護の質の向上を目指し、看護職員の育成に
努力します。
看護部長挨拶

当院は、熊本県南部に位置し地域支援病院として、救急医療、がん医療・脳血管疾患医療・循環器疾患医療を重点とした高度急性期医療・看護をはじめ、緩和医療・感染症医療・健康診査など専門的で多様な医療、看護を行っています。また地域包括ケア病棟では、地域の病院や介護施設等と連携を図り、安心して在宅へ戻れるよう多職種と協働し、患者様・家族を支援しています。

今年度は8月末、外来2階のBブロックに入退院支援センターが開設します。一人ひとりにあった退院支援を進めるために、新たな場所で入院前からの支援に取り組んでいきます。

また、患者様の人権を尊重し、患者様・家族のためのケアをしっかりとできる看護職の育成を目指し、昨年度から引き続き、倫理的課題の検討、多職種カンファレンスを推進していきます。

新型コロナウイルス感染症は、感染症法上2類相当から5類へ変更になりましたが、まだまだ油断を許さない状況です。困難な時期が続くことになりますが、質の高い看護が実践できるように頑張っていきたいと思います。



●チームワークを重視し協調性を持って仕事ができる人
●向上心を持って自己啓発ができる人
●変化が求められる医療業界において柔軟な考えを
持って対応できる人
●困難なこと、新しいことにも前向きに立ち向かう
ことができる人
●緩和ケアチーム
●摂食嚥下チーム
●栄養サポートチーム
●褥瘡ケアチーム
●感染対策チーム
●認知症ケアチーム

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安全・安楽に抗がん剤治療が行われ、患者様・ご家族が安心して治療に取り組めるよう常に寄り添う看護を心掛けています。
また、がん化学療法を取り扱う病棟・外来スタッフが共通認識を図るためスタッフ教育にも関わり、質の高い看護の提供を目指しています。
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がん患者様がもつ痛みやつらい症状を緩和できるように専門的な視点から支援させていただきます。
また、緩和ケアチームの一員として医師や薬剤師など他職種と協働して患者様のつらい症状が和らぐように努めています。


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脳卒中は突然発症し、さまざまな機能の障害を併発し、患者様やご家族に大きな影響を及ぼします。
発症後より退院後を見据え、患者様やご家族の希望に沿うことができるように看護を実践していきます。
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心不全はあらゆる心臓疾患に由来して発症することで知られていますが、高血圧・糖尿病・脂質異常といった生活習慣病の進行形でもあります。
入院中より患者さまの退院後の生活を見据え、より実践可能な生活調整を行っています。
糖尿病は生涯にわたって生活調整を必要とする疾患です。
日常生活の中で、糖尿病とうまく付き合っていくための方略を、患者さま、家族さまと共に考え具体的な実践に繋がるような支援をさせて頂きます。
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COVID-19をはじめ、様々な感染症が問題となる中、患者様や家族はもちろん、病院で働く全ての人を医療関連感染から守ることが感染管理認定看護師の役割です。感染対策は1つの職種だけではできません。医師、看護師、薬剤師、検査技師、事務職員等がチーム(ICT)を組み、感染の予防及び拡大防止のための活動を行いながら、患者様が安心して治療や療養に専念できるように取り組んでいます。(筆者:写真右下)
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救急看護認定看護師は救急場面において確実な救命技術を持ち救命に当たるとともに、患者様・ご家族の不安や苦痛を和らげる役割があります。緊急度の高い疾患ばかりでなく、その後の社会復帰を目指した看護の提供ができるように実践しています。
また、教育においては院内スタッフのみならず県南地域の看護・介護の質の向上のために各方面の協力を得ながら活動しています。
手術によってストーマ(人工肛門や人工膀胱)を造設される方に対し、術前から術後、社会復帰にかけて専門的知識や技術を用いて支援を行い、術前と同じような日常生活に戻れるように援助を行います。また、創傷(褥瘡)や皮膚が脆弱な方、排泄障害のある方、などアセスメントを行い、問題解決のための援助を行います。また、皮膚障害が発生する前の段階から、皮膚障害を予防するための専門的なスキンケアを行います。いずれの場合も、医療に関わる他職種で協働し、患者様とご家族にとって最良の方法が選択できるように情報提供を行い、支援を行っていこうと考えています。
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糖尿病看護領域において特定行為研修を終了したことにより、インスリン投与量の調整や脱水の補正、高カロリー輸液の投与量の調査を医師の指示の下に行うことが可能となりました。患者様の病状に合わせて、迅速かつ適切なタイミングで特定行為を行えるように今後取り組んでいきたいと思います。