2021年3月にCT装置を最新のCanon medical社製Aquilion ONE/PRISM Editionに更新し,CT装置更新に伴いワークステーション Vitreaも増設しました。
このCT装置はDeep Learningを用いた最新の画像再構成(AiCE)を備えており、優れた画質改善効果ならびに、更なる被ばく低減が期待できます。
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2つの機器の導入による最大の特徴は16cmの範囲の4D撮影が可能となり、頭部全体の血管、血流動態の評価が可能となった事です。当院では地域の中核病院として急性期脳梗塞患者に対する血栓回収治療を行っており、急性期脳梗塞を疑う患者はこの装置によるCT検査を行い、血栓回収治療の適応、予後の判断に必要不可欠なものとなっております。