MRCP
左上図:volume rendering画像 右上図:MIP画像(angiographic view)は
現在の64列MDCT導入時より作成可能でしたが、新病院移転時に、新たな冠動脈解析ワークステーションを導入した事で、左下図の如く、常に血管に直行する断面を作成する事が出来る様になりました。これにより、熟練した読影医以外でも、簡便に血管狭窄の有無を判断できるようになりました。また右下図のように冠動脈CTと心筋シンチの画像を融合した画像も作成可能になりました。
この画像では、前下行枝領域での虚血が極めて直感的に描出されています。
膵頭十二指腸切除術前精査
64列MDCT導入当初から作成可能であった腹部血管のVolume Rendering画像です。
下膵十二指腸動脈が明瞭に描出されており、術前計画に大変役立ちます。
大腸CT検査
S状結腸癌のCT colonography。右上図、左上図は旧病院の頃から作成できていたが、新病院移転時に導入した新しいワークステーションでは下図の様に、大腸粘膜側の凹凸を一画面で俯瞰できる画像(VGP:virtual gross pathology)も作成可能になりました。