部門案内

画像診断治療センター

 


3.0テスラMRI:Achieva 3.0T-TX(Philips);H25.2月新規導入
1.5テスラMRI:rodiva1.5T-CX;H30.3月導入

MRI検査とは(Magnetic Resonance Image:磁気共鳴画像)の略称で、非常に強い磁石と電波を利用して、人体の様々な断面を撮像する検査です。当院では2台(最新の3.0テスラMRIと1.5テスラMRI)が稼働しており、診療に役立つ画像情報を提供しています。

 


320列ADCT:Aquilion ONE/PRISM Edition
(キャノンメディカルシステムズ)R3.3月導入
64列MDCT:RevolutionGSI (GE);H28.5月導入

CT検査とは(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)の略称で、X線を利用して人体の輪切り(横断面)画像を得る検査です。当院では2台(320列と64列)が稼働しています。冠動脈(心臓を栄養している血管)CTや外科、整形外科、脳神経外科の手術前に血管走行や骨折部位の立体的(3D画像)な画像を提供しています。

 


SPECT/CT装置 Discovery 670 DR(GE);H30.3月新規導入
核医学検査とはガンマ線(放射線)を放出する性質をもつ放射線同位元素(radioisotope:RI)を注射し検査目的臓器に集積したRIからのガンマ線をガンマカメラ(SPECT装置)で撮像します。今回当院が導入した装置はSPECT装置に診断用CTを搭載した最新装置です。
この装置は核医学検査による機能・代謝画像、CT検査による解剖学的位置・形態情報を同時に取得することができるため、信頼性の高い検査が可能となります。
さらに、RI集積部位を定量評価(数値として算出)することができるため、診断、治療効果
判定においてこれまで以上に確信をもった診断が可能となります。

 


azurion

フラットパネル搭載型血管造影装置:Azurion7 B20-15
(Philips);R2.3月新規導入

血管造影検査とは、カテーテルを用いて血管の状態を調べ、血管の狭窄が
あれば血管を拡張し、悪性腫瘍に対しては抗がん剤を流して寒栓剤で詰めたりして治療を行います。これにより細かい血管まで観察することが可能になります。また検査中(治療中)にCT画像も撮影できます。

 


フラットパネル搭載型心臓血管造影装置:Azurion 7B12/12
(Philips);R4.8月導入

心臓血管造影とは、カテーテルを用いて心臓の血管(冠動脈)の状態を調べ、狭窄や閉塞があれば血管を拡張して治療を行います。
この装置は、最新の画像処理技術や線量低減ソフトを有し、また2つのX線管球を搭載する「バイプレーン装置」です。同時に2方向からの観察、撮影が可能となり、被ばく線量や造影剤量の低減、検査時間の短縮が図れます。

 


放射線治療:CLINAC iX(バリアン);H25.2月新規導入
放射線治療計画装置:Pinnacle;H25.2月新規導入
放射線治療情報システム:Dr.View/RTiS;H25.2月新規導入
放射線治療品質管理測定器(東陽メディック);H25.2月新規導入

当院の装置は高エネルギーのX線2種類と電子線5種類を照射できる装置です。
また治療前にX線画像を取得し正確な位置合わせを行い正確に病巣に照射できるシステムを搭載しております。放射線治療とは放射線を体外から照射し、癌細胞に傷を与えて行う治療のことをいいます。正常組織の細胞もある程度傷を受けますが、放射線による正常細胞の傷は癌細胞より回復しやすいので、少量の放射線を繰り返し照射することで、病巣以外の正常組織のダメージを最小限に抑え、その機能も温存したまま治療効果を得ることが可能となります。治療中は仰向けで寝ているだけですので、身体への負担が軽く侵襲性は最小限に抑えられ、痛みを感じることはありません。

 


体外衝撃波破砕装置:ソノリスアイリス(ESWL装置)(エダップ);
H25.2月新規導入

体外衝撃波破砕術とは体外から結石(腎結石、尿管結石)に対し衝撃波をあて細かく砕く治療法のことを言います。当院の装置はECL(電気伝導式)を採用しており高い破砕能力を有しています。八代地域においては当院が初導入となります。

 

DEXA骨密度装置:PRODIGY Fuga Advance(GE);H28.12月新規導入

当院ではDEXA法(Dual Energy Xray Absorptiometry)という2種類のエネルギーの異なるX線を使用した装置を用いて検査を行っています。これにより骨と軟部組織を正確に分離することが可能となり、骨粗しょう症の診断に信頼性が高い腰椎の骨密度を正確に測定できます。

 


Dimensions_4529_EU

デジタル式乳房エックス線撮影装置:Selenia Dimensions(HOLOGIC);
R3.3月導入

乳房撮影とは乳房撮影専用の装置を用いたX線撮影のことであり「マンモグラフィ」と言われます。当院の装置は3Dマンモグラフィシステムで、高解像度の断層撮影を行うことができます。従来の2Dの撮影では乳腺の重なりに隠れていた病変の検出が容易になります。検査は乳房を圧迫版と呼ばれる板で挟み、乳房を薄く広げた状態で撮影します。撮影は日本乳がん検診精密度管理中央機構より認定を受けた女性技師により行っています。

 


SONIALVISON-G4

フラットパネル搭載X線テレビシステム:SONIALVISION G4(島津);R2年3月導入
多目的デジタルX線TVシステム:Ultimax-i(Canon);H28年3月導入

SONIALVISION G4の特徴
大視野・高精細フラットパネル搭載
最大17インチ×17インチを使用でき、腹部領域・泌尿器にも対応可能です
160㎛の高解像度と16bitの高分解能により高コントラスト・高画質の画像が提供できます。
多様な検査に対応
・長尺撮影
X線をスリット状にすることで歪みを低減しつつ140㎝の広範囲が撮影でき、下肢全体・全脊椎を1枚の画像に表示できます。
・トモシンセシス
CTの再構成法とデジタル画像処理技術を融合させたX線デジタルマルチ断層です。一回の直線断層走査から得られる撮影データから数十枚のデジタル断層像がえられます。
・骨密度測定
腰椎および大腿骨近位部をそれぞれ10秒スキャンするだけで測定可能です。
4面モニタ採用
検査室内のモニタは、透視画像モニタ・撮影画像モニタ・内視鏡モニタ・RISモニタで構成しています。RISモニタでは各モダリティの過去画像を表示でき、手技に有用な画像を提供できます。

SONIALVISION G4の主なスペック
起倒動 逆傾位90°~ 立位90°
昇降動 天板水平時高さ 47㎝~110㎝
左右動 25㎝
長手動 160.5㎝
斜入動 患者頭側40°~ 患者足側40°

 

フラットパネル撮影装置(4台):AeroDR(コニカ);H25.2月新規導入
フラットパネル搭載型移動用X線装置(3台)(島津、コニカ);H29.3月新規導入
X線発生装置(3台):ADApeedPro(島津);H22.12月導入

一般X線撮影とはX線を使用し胸部、腹部、骨などを撮影することをいい「レントゲン検査」と言われるものです。当院ではフラットパネルというX線の検出能力の高い装置を導入し、画質向上と被曝線量の軽減を図っています。さらに移動困難な患者さんを病室で撮影するための装置にもフラットパネルを搭載しました。この装置の導入は熊本県内初となります。