診療科案内


下肢閉塞性動脈硬化症について


下肢閉塞性動脈硬化症は、足の動脈が狭くなったり
詰まったりして、血流が悪くなる病気です。
歩くと足が重くなったり痛みが出る「間欠性跛行」が
主な症状で、進行すると安静時にも痛みが出て、
足の壊死や切断に至ることもあります。
糖尿病や高血圧、喫煙などがリスクとなり、
早期発見と治療が重要です。

下肢閉塞性動脈硬化症の診断と治療


下肢閉塞性動脈硬化症の診断には、まずABIという足の血圧を測る検査を行い、簡単にスクリーニングを実施します。疑わしい場合は、超音波・CT・MRIなどを用いてさらに詳しく診断を進めます。
治療が必要な患者様にはカテーテル治療をお勧めし、進行して足が壊死している場合には、皮膚科・整形外科・糖尿病内科・腎臓内科と連携し、総合的な治療を行う体制を整えています。

下肢閉塞性動脈硬化症の新たな治療: レオカーナ


テーテル治療で足の傷が治らない場合には、レオカーナ(血液浄化療法の一種)という治療を行う場合があります。1回2時間の治療を最大3ヵ月間行うことで傷の改善が期待できます。腎臓内科と協力して対象の患者様には積極的に導入しております。