泌尿器科癌のすべてを取り扱っております。
前立腺癌は、腫瘍マーカー高値の症例には、必ずMRI検査を行った後に、前立腺生検(12カ所採取)を実施し組織型を確認した後に最適と思われる治療法を提示し話し合いの結果により治療法を選択しています。
腎癌症例は、大きさや形状から判断し、部分切除可能な場合には、腎臓を温存することに努めています。不幸にも転移のある症例や術後再発した症例の場合には、分子標的薬やインターフェロンを用いた化学療法を外来で実施しています。
膀胱癌や腎盂尿管癌の症例は、第一選択は手術療法を行っています。特に膀胱癌の場合には、可能な限り膀胱を温存するようにしており、抗癌剤の動脈注入療法+放射線療法などの治療も行っています。
今まで経尿道的手術(TUL)を主に行って参りましたが、平成25年4月より、九州で初の導入となったエダップ社製ソノリスアイシス(ESWL)を導入した事で様々なバリエーションの治療法を選択する事が可能になり、症例によっては、外来での結石治療が可能です。
高齢化が進む昨今では、排尿障害を主訴に来院される患者様も増加しております。最適な治療法を選択するための検査として、MCメディカル社製のウロダイナミック装置および自然の排尿状態に近づかせるためのTOTO社製の便座型のウロフロメトリー装置を設置しています。またウロダイナミック検査は、排尿機能検査士により実施されています。
適応症例に対しては、積極的に腹腔鏡下手術を行っていく所存です。
統括診療部長
川上 茂生 Shigeki Kawakami
専門分野/泌尿器科一般(但し小児科は除く)
所属学会
・日本泌尿器科学会(指導医・専門医) | ・日本移植学会 |
医長
二口 芳樹 Yoshiki Futakuchi
専門分野/泌尿器科一般
所属学会
・日本泌尿器科学会(専門医) | ・日本泌尿器内視鏡学会 |
・日本尿路結石症学会 |
医員
石﨑 宏志Hiroshi Ishizaki
専門分野/泌尿器科一般
所属学会
・日本泌尿器科学会 |